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IT転職で年収を上げるには?年収アップのコツ

競合他社に行く

一番は競合他社に行くことです。知識、経験ともに一番の経験者としてみてもらえます。

中途採用では当たり前ですが、企業は経験者を探しています。その経験者に一番当てはまるのは競合他社での経験になります。

ただし、職種があまりにも違うと経験者に分類されなくなりますのでそこは注意が必要です。また、企業や業界によっては競合他社への転職を禁止しているところもありますので、転職する前にしっかり確認しましょう。

職種を変えない

業界経験がない場合は職種経験でカバーしましょう。逆に言うと業界も職種も未経験なのが一番年収が上がりにくいです。何故なら、どちらも未経験だと完全な未経験者採用となってしまうからです。

すごく極端に切り分けると、新卒採用との違いはビジネスマナーが身についているかついていないかの違いになります。

そうすると企業側は高い給与を支払ってまでも採用したいとはなかなかなりません。教育コストもかかるうえ、即戦力にはなりにくくなってしまうからです。

業界経験がない方は職種経験でカバーすることにより、年収UPに繋がる可能性はぐんと上がります。年収を上げるには同職種での転職は必然的と言えるでしょう。

どうしても職種を変えたい場合は、類似した職種や経験が活かせる職種を選びましょう。例えば人材紹介会社での経験はIT人事へ転職でも知識や経験は活かせます。しかし、今まで経理の人がエンジニアやデザイナーとかになりたいとなると活かせる経験はあまりありません。

平均年収や給与水準が高い会社選び

働く環境(会社)も年収に大きく関係していきます。わかりやすい例で言うと地域差で最低賃金の違いなど、給与の差は出ます。どうしても東京都は高くなり、地方は安くなってしまいます。

これは業界平均でも大きく異なります。厚生労働省が公開している平成29年の産業別平均年収では男性で<金融業・保険業>では平均467万円なのに対して、<宿泊業・飲食サービス業>では平均271万円です。同じ時代でも業界が違うだけで年間196万円の差が出ます。月に直すと約16万円も違うのでこれはかなり大きいですね。

このように業界での違いもありますが、企業での違いもあります。やはり大手や業績の良い企業では平均年収も比較的に高くなっていることが多いです。その差はピンキリですので、候補の企業が見つかったら調べてみるといいでしょう。

調べ方ですが、インターネットなどで『会社名+年収(平均年収)』で検索すると意外と出てきます。どうしても見つからない場合は転職エージェントを使う、実際に企業に聞くのも一つの手です。

ただし、企業に聞く場合は出来れば内定を取ってからの方が良いです。なぜなら、面接の段階で条件や環境面を聞くとあまり良く思わない企業や人事が多いからです。

資格で上がることはあまりない

逆に上がらない例ですが、ITWEB業界での転職ではあまり資格で年収が上がることはありません。

これはあくまで私見てきた中ですが、資格により年収を上げたというのはほとんどありません。実際に人事担当とお話していてもあまり資格を求めているような声は聞きません。

ただ、バックオフィスなどの専門職は資格を気にする場合はあります。例えば経理、労務などは簿記や社労士などの資格を気にしている場合はありますので、例外もあります。

転職エージェントを使う

転職エージェント(人材紹介会社)を使うのもの手です。何故なら本記事で紹介したような内容はまずは知っていると思いますし、何より自分からはいいづらい年収交渉も代わりにしてくれます。

ただ、むやみに高い金額を交渉すると仮にそれが通った場合でも入社後プレッシャーが高くなり、働きづらくなったりしますので、注意しましょう。

簡単なことですが、企業は高い給与を払う分高いパフォーマンスを求めるからです。

まとめ

まとめると年収アップを目指すにはいくつかポイントがあります。そのポイントを一つずつおさえることにより、年収UPの可能性は高めることができますので、年収UPを目指したい方はもう一度自分の経験と目指す先を見直してみてください。

ただし、途中でも伝えましたがむやみに年収交渉をするのは禁物です。悪いイメージを持たれてそもそも内定が取れなくなったり、入社後のプレッシャーにより勤務継続が難しくなってしまったりすると本末転倒なので、身の丈にあった交渉をしてくださいね。

何故あげてほしいのか、何故この金額だと少ないのか明確な理由を伝えましょう。

ABOUT ME
uki
サラリーマンで現在はIT系人材会社に勤務しています。建築現場の職人→営業会社で営業→今です。私自身も元は建築現場の作業着を着た職人から始まり、スーツで営業を経験して、今は私服で会社に通うような変化のある転職を経験しました。そんな私の体験も元に、旬でリアルなIT転職情報をお届けします。